大曲ライオンズクラブは今年で設立されてから58年になります。
一口に58年と言っても私は今年還暦になりますので、私が2歳の時に設立された事になり、永きに亘り大曲地域での奉仕活動団体の草分け的存在で、言わば老舗です。
森川光彦さんという方が「老舗というのは伝統のあるお店の事ではない。常に今のお客様と向き合って、進歩・変化してきたお店の事である」と言っています。
森川さんとは創業500年の老舗である「とらや」の社長です。
今年度、会長テーマ「リノベーション」とさせていただきました。
リノベーションとは建築用語でありますが似たような用語にリフォームがあります。
リフォームは全てを壊して新しい物に作り替えるということ、対してリノベーションは良いところを残して新たな価値を付け加えてより良い物にすること。
大曲ライオンズクラブは57年の間に新たに価値を付け加えて来ました。
当クラブは2年後に60周年、そして70周年と活動して行くためにもリノベーションしていくようにします。
結びとなりますが、私が困難に当たった時などに思い出す言葉があります。
幕末の長州藩士高杉晋作の辞世の句「おもしろき こともなき世を おもしろく」この言葉の意味は、面白くない世の中を面白くするのは自分の心持ち次第だということ。
物事を色々角度から見ることによって良いアイデア生まれてくると思う。
この一年間会員の皆さんと共に進歩していきましょう。
宜しくお願いします。